表示テーマ
プロジェクト設定と表示出力
プロジェクト設定メニュー
| メニュー | 設定する内容 |
|---|---|
| タグ・描画レイヤー | GameObjectのTag、CameraとRendererの表示選別 |
| 衝突設定 | 衝突タイプと接触を許可する組み合わせ、Queryの条件 |
| スクリプト実行順 | Script型ごとの更新順 |
| 入力デバイス | Playerの機器割り当て、Dead Zone、背景入力 |
| 音声設定 | バックグラウンド再生 |
| シーンカメラ設定 | SceneViewを操作する制作用Camera |
チームで共有するProjectSettingsと、個人のUserSettingsを区別します。すべてのEditor設定が同じ保存先へ入るわけではありません。タグ・Layerの削除は参照先のSceneやPrefabにも影響するため、作業前に確認します。
製品サイズ
製品ビルド設定でゲーム画像領域の幅・高さを指定します。タイトルバーや外枠は含みません。SceneView/GameViewは設定したゲーム画像の縦横比を保ち、Panel内の余白で調整します。
設定できる大きさには画面サイズによる制限があります。縦画面のゲームも、幅・高さを入れ替えて確認できます。
クリアカラー
「グラフィック設定 → 表示出力 → クリアカラー」でSceneViewとGameView共通の背景色を変更します。
- ProjectSettingsの
Rendering/Graphics.jsonへ自動保存します。 - チームでこの設定ファイルを共有します。
- 製品ビルドへも引き継ぎます。
- Skyboxがある場合はSkyboxが背景として優先されます。
- C#からのclearColor変更は実行中の値で、共有ファイルを上書きしません。
SDR・HDR10・scRGB
| 方式 | 用途・条件 |
|---|---|
| SDR | 標準的なディスプレイでの表示 |
| HDR10 | HDR対応ディスプレイとWindowsのHDR設定を使用する出力 |
| scRGB | 浮動小数点の広い輝度範囲でHDR出力する方式 |
HDR動画が再生できることと、HDRゲーム・アプリの出力に対応していることは別です。GPU情報とOSのディスプレイ設定を確認します。Paper Whiteは基準白、最大輝度は表示先の上限輝度です。HDR内部描画と、ディスプレイへのHDR出力も区別してください。
FPS上限とダブルバッファリング
FPS上限は30、60、120、未制限を選べます。ダブルバッファリングはGPUのframe contextを2つ使い、CPUとGPUを重ねて進める設定です。OFFでは同時に進める数が変わるため、待ち時間の見え方も変わります。
未制限でGPU使用率が高いこと自体は異常とは限りません。必要なFPSに上限を設定し、使用していないViewや重い画面効果を切り分けます。
C#で変更する
cs
using NEMEngine;
public sealed class RuntimeGraphics : MonoBehaviour {
void Start() {
// 現在の設定を取得して必要な項目だけ変更
var settings = GraphicsSettings.GetSettings();
settings.rayTracingShadows = true;
settings.doubleBuffering = true;
settings.clearColor = new Color4(0.05f, 0.08f, 0.12f, 1.0f);
// Snapshotを実行設定へ戻し、FPS上限を指定
GraphicsSettings.ApplySettings(settings);
Application.targetFrameRate = 60;
}
}GetSettingsは希望値、GetEffectiveSettingsはGPU対応状況を反映した使用状態です。SaveUserSettingsで保存する個人設定と、Editorが保存する共有Project設定を混同しないでください。